資料のページ
現在当院にて使用している資料を公開していきたいと思います。
理由は、現在の資料を公開することで色々な意見をいただき、さらに改善する
ことで日本全国の栄養士が利用できる資料を作るためです。
皆さんもこの資料を利用するだけでなく、さらに改善することにより患者さん
のためにもなることを意識してください。
これはある冊子を見ているときに他院で使用されている資料をベースにして
改修や追加を行い作成したものです(パクリと言われそう^_^;)。
患者さん自身でチェックをしてもらい、確認しながら改善点を記載し、再度
患者さんに返却します。
患者さんに渡すときに伝えてほしいことは、このチェック表に記載されている
食品は食べていけない食品ではなく、リンが多い食品のためチェック項目が
多い人は食べる量を減らす必要があることを説明してください。
チェック表第2弾のカリウム版です。
使い方はリンチェック表と同様です。
この2つのチェック表を利用すると患者さんの食生活の改善点が見えて
きます。透析患者さんが苦手の栄養士さんにお勧めの資料です。
上の2つの元データはマイクロソフトワード®で作成しています。
勤務先で使用したいという方はお問い合わせから連絡願います。
この資料は成分表を見ながら作成した完全オリジナルです。
これは患者さん用に作成をしましたが、作成したことで自分の勉強にもなり
ました。肉や魚などのタンパク源は部位や種類によりリンの含有量が違い
ます。量を多く食べたい人はリンの少ないものを選びましょう。
この資料は食事に対する意識が強い患者さん向けのため、全ての患者さんに
使いにくいことが難点です^_^;
2016年5月七訂の食品成分表に合わせて改訂しました。
成分値の修正と食品の追加をしています。
この資料も成分表を見ながら作成したオリジナルです。
この資料を見てもらえば「高カリウム=果物食べ過ぎ」ではないことが理解
してもらえると思います。バナナやメロンの大量摂取は例外ですが、果物は
全体的に低めであり、イモ類、野菜類の方が1日の中で食べる量が多いため
注意が必要です。最近人気のナッツ類も注意しましょう。
この資料を作成して気付いたことは、野菜を茹でてもカリウムが抜けやすい、
抜けにくい食材があることです。「野菜類は全て茹でこぼす」ではなく、
種類を選び、茹でこぼしが有効な野菜を教えることが重要です。
この資料も全ての患者さんに使えないことが難点^_^;
2016年5月七訂の食品成分表に合わせて改訂しました。
成分値の修正と食品の追加をしています。